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ジャズ喫茶「ちぐさ」

ジャズ喫茶「ちぐさ」は、2012年に再開した際に一般社団法人となり、喫茶営業以外にもレコード制作やまちづくりのイベント開催など、事業を拡充させた運営をしています。
また、創業者吉田衛の生誕100年を記念して、2013年にジャズ専門レーベルのCHIGUSA Recordsを設立、同時に優秀な新人を発掘、表彰する「ちぐさ賞」を制定しました。

こちらのページでは「CHIGUSA Records」と「ちぐさ賞」に関しての情報を中心にアップしてまいります。
●店舗に関しては「ジャズ喫茶ちぐさ」ページをご覧ください。
●2020年「第7回ちぐさ賞」詳細はエントリーページをご覧ください。

ジャズ喫茶「ちぐさ」

ジャズ喫茶ちぐさについて
日本におけるジャズ喫茶の草分けといわれる「ちぐさ」(横浜・野毛)は、1933年、吉田衛(20歳)によって開業された。若き日の秋吉敏子、渡辺貞夫、日野皓正らは、横浜の米軍クラブで演奏するかたわら、日課のように「ちぐさ」に通い、 米国直輸入の原盤レコードでジャズを聴いて勉強し、ジャズのよき理解者である吉田の話に耳を傾けたという。
「ちぐさ」は戦時下の大空襲で店舗と6000枚のレコードをすべて焼失したものの、兵役を終えて復員した吉田のジャズに対する情熱は冷めやらず、多くの人からレコードの提供を受け、店を再開した。さらには2007年、地域の開発計画に伴い閉店を余儀なくされたが、 その時も「ちぐさ」を愛する多くの人々が協力して、2012年、横浜・野毛の現在地に店をよみがえらせた。保存されていたレコード、音響機器、調度品、看板などはすべて店に戻った。いくたびかの苦難を乗り越えて、「ちぐさ」は、現存する日本最古のジャズ喫茶としての伝統をいまに受け継ぐことになったのである。

Information

・営業再開のお知らせ
これまで、臨時休業で皆さまにはご迷惑をおかけしてきましたが、神奈川県の緊急事態宣言の解除に伴い、6月1日(月)からの営業再開となります。喫茶タイム:12時~18時 バータイム:担当者との調整が出来次第(火~土の予定)
ご来店にあたりましては、消毒、マスク、混雑時の制限など諸条件がありますこと、ご了承ください。気を緩めず、配慮して営業していきますので、ご無理のない程度でお越しいただけると幸いです。

・第7回ちぐさ賞開催のご案内
若いジャズ・プレーヤーを発掘・表彰し、受賞者にはアナログレコードとCDを製作・発売する機会を提供してきた「ちぐさ賞」が今年も開催されます。
すでに優秀な6人の新人を輩出し、日本のジャズシーンからも高い評価を頂いておりますので、我こそはと思う方はぜひエントリーしてみえください。
募集要項、詳細、チラシダウンロードなどは下記をご覧ください。
https://chigusa-records.jimdofree.com/chigusasho7/

・YouTubeチャンネル「CHIGUSA Channel」開設
現在進めているオンライン映像配信では、バーチャルジャズ喫茶やライブ中継、企画プログラムなどを配信していきますので、こちらもご覧ください。(チャンネル登録いただけると幸いです)
https://www.youtube.com/channel/UCkeTFZH7tsiA42iNXc8mk2g/

・facebook「ジャズ喫茶ちぐさページ」
こちらの投稿ページ「CHIGUSA Lounge」では、ちぐさに関連する特集や企画・プログラムを定期的にアップしています。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.facebook.com/jazzchigusa/

・臨時休業のお知らせ
ご来店者の安全と外出自粛要請などを考慮して、5月6日までジャズ喫茶ちぐさは休業とさせていただきます。
ご迷惑をお掛けしますが、ご理解、ご協力の程よろしくお願いします。

なお、facebookのちぐさページでも情報配信していますので、ご覧ください。
https://www.facebook.com/jazzchigusa/

若いジャズ・プレーヤーを発掘・表彰し、受賞者にはアナログレコードとCDを製作・発売する機会を提供してきた「ちぐさ賞」は、すでに優秀な6人の新人を輩出し、日本のジャズシーンからも高い評価を頂いてまいりました。
第7回の公募を進めるにあたり、ちぐさ賞事務局では現在、事業体制の見直しを進めています。横浜・首都圏に限らず、全国の若いジャズ・プレーヤーが参加しやすい仕組み、協力団体や協賛者によるサポート体制の充実、運営に当たる協力スタッフの募集などです。

Topics

2020年3月11日
CD「Beginning to See the Light」発売
ジャズ解説者であり、横濱ジャズプロムナードのプロデューサーでもある柴田浩一さんの闘病を応援しようと、 今田勝さん(p)の呼びかけで22人のそうそうたる面々が駆けつけて16曲を収録したCD「Begging to See the Light」(希望の光が見えてきた)が3月11日に発売されました。
ジャズ喫茶ちぐさのほか、横浜・東京のディスクユニオンとタワーレコードで発売、ネットではAmazon、ディスクユニオン、タワーレコード、ローソンエンタでもお買いもとめいただけます。
価格:2,200円(税別)
制作:CHIGUSA Records  協力:横浜ジャズ協会

Reports

スタッフブログ
「アジア唯一のアナログレコード工場潜入記」
スタッフ 鈴木光
2013年12月31日

 横浜発のアナログレコードレーベルCHIGUSA Recordsの立ち上げメンバーで一番レコードから縁の遠い人のが私・鈴木光です。他のメンバーはそれぞれ音楽制作やジャズに造詣が深く、アマチュアジャズバンドでサックスを吹いてはいるものの、レコードやプレーヤーを持っていない、かけることが出来ないのは私だけです。そんなわけで、とにかく「レコードを作るならレコードのことを知らねば!」と、「レコード盤制作の現場」に行ってきました。素人でもワクワクしたレコード制作の現場をご紹介したいと思います。
 なんとアナログレコードを作れる会社はいまや日本どころかアジアで唯一となり、しかも、その会社は、ちぐさと近い横浜市鶴見区にある「東洋化成」という会社なのですから、驚きです。「東洋化成」は、ローカル色漂うJR鶴見線の鶴見小野駅から歩いて10分くらいの京浜工業地帯の中にあります。今回の見学は担当の方に事前にご相談して、拝見させて頂きました。
 
 先に言ってしまうと、この「東洋化成」は400万枚を記録した大ヒット曲「およげ!たいやきくん」(1975年発売)を生み出した工場なのです。(工場には、記録を祝ったキャニオンレコードからの記念の盤が飾ってありました)
 さっそく工程に沿って現場を見学させて頂きました。まずは、レコードの命とも言うべきレコードの原盤「ラッカ―盤」を作る「カッティング」です。こぢんまりとした部屋にチャンネルが沢山あるミキサー卓(カッティングの段階で最終音調節をする機械)とレコードプレーヤーのような機械がありました。赤いソファがあり、とてもここでレコードが作られるようには思えません。そんな中で、カッティング担当の方が丁寧に工程を教えて下さいました。ここでは、「ラッカ―盤」にする前の盤(溝がなくてツルツルしています)を極細の針で削り、溝を作っていきます。溝ができると一見普通のレコード盤のように見えます。これが、「ラッカ―盤」です。
 この“溝を作る=音源を信号化して削る”作業には高度な技術を要するそうです。なるほどと思ったのは、レコードは円盤で、外側と内側の円周の長さを比べると当然、外側の方が長く、内側に行くほど短くなります。そこに、信号化した音の情報を刻むことになるのですが、当然、内側の短周に行くほど、音の信号情報をたくさん詰め込むことになります。よって、音の質としては、内側より外側の方が良いといわれ、低音のゆったりした音であれば、内側より外側の方が向いていることになるそうです。
 そんなことから、ミュージシャンやレーベルによっては、レコードの曲の順番をレコードの音の特性に合わせて変えたり、一番ウリな曲は外側に配置(しかも、なぜかB面の二曲目が好まれたそうです)していたらしいです。お手元にレコードのある方は、ぜひ、B面の2曲目を見てみてください。名作といわれる作品があるかもしれませんね。
 そんな音楽好きにはたまらない話も教えて頂きながら、「カッティング」を後にし、次はプレス作業の現場を見学させて頂きました。本当は、この間に、「ラッカー盤」をメッキ処理して「スタンパー盤」(印刷原稿のようなもの)をつくる過程があります。
 ここに来るまでに、下のような過程を経て4盤も作成され、とても手間暇のかかった手作業です。ラッカ―盤(溝が凹)→マスター盤(凸)→マザー盤(凹、ここで音の確認が出来る)→スタンパー盤(凸、大量生産の元)→LP盤(凹、完成品)
プレス作業では、見慣れたレコード盤が次々と増産されていました。その工程はとてもシンプルです。黒いレコード原料(塩化ビニール)が機械に投入され、高熱で溶かされて粘土状になり、プレス機械の先で待ち構えている「スタンパー盤」A面とB面で挟まれ押しつぶされて溝が刻まれレコードとなります。そして、その時に、レコード名等が印刷されたレーベルも貼られます。このレーベルは、糊などで接着されているのではなく、ただ、圧着されているだけというから、驚きです。
 ちなみに、昔は手動でプレスしていた時期もあったらしく、原理は一緒ですが、生産できる枚数はけた違いですね。東洋化成では、日本以外の海外からも受注していて、工場内のあちこちでは、韓国や中国、英語のレーベルがちらほら見えました。
 また、このプレスをしていたベテランの方は、実は昔のちぐさに何度か来たことがあるという方で、嬉しい偶然でした。こういう方に、新生「CHIGUSA Records」のレコードを生み出してもらえるのは、横浜のちぐさならではだと思います。
 いくつもの工程と職人の手作業、高い技術によって作られるアナログレコードの現場を見て、デジタルとはまた違うアナログの音というものがあり、それだからこそ、昔も今も愛されているのだと感じました。 レコードを聴く為には「レコードを回転盤の上に置いて、針をそっと落とす」という手間がいります。CDのように、プレヤーに挿入して、スイッチ一つというわけにはいきません。ですが、アナログレコード制作の現場をみると、そのひと手間が愛おしく思え、万年筆で大事な手紙を書くような感覚に似ているような気がしました。私もレコードのかけ方を習ってみようかなと思う秋の少し潮風を感じる帰り道でした。
 

金本麻里 レコーディング レポート
ボランティア・スタッフ 山口誠之
2014年1月13日

 「今日はライブの感じで録っていきたいと思います。手始めに4曲続けて行きたいのですが、その前に音のバランスを調整したいので… A Train、やってみて頂けますか?」と、コントロール・ルームのサウンド・ディレクターが声をかけ、いよいよ レコーディングが始まった。 ここは横浜みなとみらい地区のランドマーク・プラザにある「LANDMARK STUDIO」、ショッピング・モールの中の隠れ里だ。スタジオの中はボーカル・ピアノ・ドラムス・ベースとパートごとのブースに分かれていて、正面のモニターでしか全員の姿を見ることは出来ない。ミュージシャンはヘッドフォンを通じてコントロール・ルームでミキシングされた全体音を聞きながら演奏する。
 ウォーミングアップをかねて、少し流し気味に「Take the ”A" Train」を終えると、ミュージシャンがプレイバックを聞きにコントロール・ルームに入ってくる。モニターの音を聞きながら「ベースが出すぎかなあ、ドラムのレガートをもう少し出して」「バックを少し抑えてボーカルを前に出して」… 出てきた注文を聞きながらレコーディング・エンジニアがバランス調整をして、聞き直す。何回かそんなやり取りを繰り返して、「じゃあ、本番いきましょう」と ディレクターが促し、ミュージシャンはブースへと帰っていく。
 「予定の曲順をかえてA Trainから始めて4曲続けていきます」とディレクターが声をかける。 …A Trainから始める? これは単なる偶然だろうか?
 再開された「ちぐさ」のカウンターの上に1枚の大きな写真パネルが飾ってある。1986年12月にTBSで放映された「地球浪漫」の収録時の記念写真だ。吉田衛ちぐさ店主を中心に、「ちぐさ」ゆかりのミュージシャンたちの顔が並んでいる。 この時のビデオの出だしはデューク・エリントンのTake the "A” Train。画面では、穐吉敏子さんと日野皓正さんが二人連れで久し振りに「ちぐさ」を訪れ、吉田さんとの再会を喜ぶ、そこへ、金井英人、清水潤、谷啓、 安田伸、石橋エータローといった錚々たる面々が訪ねて来て、最後に原信夫さんが加わり、「本日休業」の札を出して、昔話に花を咲かせる。
 「折角集まったんだからジャム・セッションをやろうよ」とエータローさんが言い出し、狭い店内にピアノやドラムセットを運び込み、始めた曲が「Take the "A” Train」。 若き日の穐吉さんがピアノ・ソロを取りながら流し目風に吉田さんのほうを見やっている。吉田さんは感無量といった感じで演奏に聴き入っている。演奏が終わると音を聞きつけて店の外に集まっていた見物人たちから拍手が沸きあがる。 あれから30年近くあとに同じA Trainで新生「ちぐさ」のレコーディングが開始されるとは…
 
 録音ブースの中では、ドラムの田鹿さんのカウントでA TrainのTake-1が始まる。1曲終わったところでプレイバックを確かめにブースから戻ってモニター音を聞き、何となく納得がいかないといった顔をしていたベースの古野さんが「あの大きなスピーカーから音出せないかな」と指を差す。それは小型の録音ブース用モニターと違って、40センチほどのウーファーが2個ならび、その上にホーン型のミッドレンジを2個のトウィーターが挟むSony SEM-5Wというシステム。それは1986年のビデオにも写っていた「ちぐさ」のスピーカー・セットとほぼ同じ構成のいわば「昔のジャズ喫茶仕様」。早速切り替えると、音の響きもバランスもライブらしい音の世界が拡がる。「これだな」といった顔をしてその場にいた皆が納得。 2曲目「Summertime」、3曲目「All of Me」、4曲目「When You Wish Upon a Star」、5曲目「港が見える丘」とTakeを重ねながらレコーディングが進んでいくにつれてライブらしい雰囲気も盛り上がってくる。コントロール・ルームで立ったり座ったり、始めは、何となく落ち着かないといった風情だった、麻里さんの「後見人」、そして和ジャズの本家、開運橋のジョニーの照井さんも、「港が見える丘」が始まる頃には、ゆったりと椅子に座って足拍子を取っている。

 6曲目「アンダルシアの風」、今田さんのヒット・チューンにカップヌードル・ミュージアム館長の筒井之隆さんが詞をつけたボーカル・バージョン曲の演奏が終わるとコントロール・ルーム内のスタッフたちから思わず拍手が沸きあがる。 「これカラオケに入れたいね」「カスタネット持って、振りをつけて」と言った軽口も飛び出し、張りつめていた室内に一気に和やかなムードが拡がる。プ レイバックを聞いたミュージシャンも納得のニコニコ顔。「あの時のちぐさ」でのライブを楽しんだ人たちの笑顔と同じ笑顔だ。 この日までの半年の間レコーディングの準備に関わったプロデューサーの柴田さんと福島さん、元レコード会社の城水さん、サウンド・ディレクターの江口さん、マネージャー役の鈴木さんに陰の仕掛人「村田家」の藤澤さんをはじめとする大勢のスタッフの思いとミュージシャンの心が一つになってスイングしている 瞬間をとらえた、このレコード。再開後の「ちぐさ」を訪れた若い人が「店内にはタンスのように大きなスピーカーが二つ並んでいました」とツイートした、ちぐさの歴史が染み込んだあのスピーカーで聴くのが待ち遠しい。

 

2014年1月29日
鶴見にある東洋化成の工場にてカッティング

ちぐさボランティアの山口さんの録音レポート

アジア唯一のアナログレコード工場潜入記

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所在地:
ジャズ喫茶ちぐさ2F
〒231-0064 横浜市中区野毛町2-94
TEL:045-315-2006045-315-2006
Mail:chigusarecords@gmail.com

店舗営業:
 月曜-土曜 12:00 ~ 22:00
 日曜 12:00 ~ 20:00
休業日:不定休
駐車場:無し
 近くに有料パーキング有り
支払い:現金、キャッシュレス決済

アクセス:
 JR 根岸線 / 横浜市営地下鉄
 桜木町駅より徒歩3分
京浜急行
 日ノ出町駅より徒歩8分
 *横浜にぎわい座向かいの路地を

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TEL/FAX:045-315-2006  メールでのお問い合わせはこちら